1980年代頃まで歯科治療で

使われてきたアマルガム。

 

アマルガムとは、水銀と

他の金属との合金でできた

合金の名前です。

 

水銀を使っているので

何かしらの問題があるというのは

なんとなく察することができますが

その問題点は何なのでしょうか。

 

今回は、このアマルガムに

ついて見ていこうと思います。

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■ アマルガムがなぜ使われていたのか

アマルガムが使われていたのは

主に銀歯です。

(現在の銀歯と比べて光沢がないのが

アマルガムです。)

 

歯科で使われていたアマルガムは

埋め込むときは柔らかく

虫歯治療で削った穴を完全に

塞ぐことができます。

 

そして、しばらくすると

アマルガムは非常に固くなり

強い噛み合わせに対しても

耐えることができる材料です。

 

また、アマルガムには痛みを

抑える効果があり痛みを

伴うことが多い虫歯治療には

最適な存在だったのです。

 

さらに治療が楽というだけでなく、

材料費が安価で済むというのも

使われてきた理由です。

 

ただ、現在日本では環境への

配慮からアマルガムを使った

詰め物は殆ど使われていないそうです。

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■ アマルガムは本当に危険なのか

アマルガムの欠点として

  • 金属色をしている
  • 歯には接着しない
  • 水銀が使用される

の3つが挙げられます。

 

特に、問題だったのが水銀が

使われているということです。

 

水銀が人体に悪影響を及ぼすことは

水俣病など歴史的事実から

皆さん既知のことだと思います。

 

「そんな危険な水銀が使われている

アマルガムも危険なのでは。」

という考えからアマルガムは

使われなくなったのです。

 

ただ、アマルガム自体は

水銀と金属の合金であり

化学的に安定しているので

水銀が溶け出すということはないです。

 

むしろ下手にアマルガムを

除去しようとすると削った時

水銀が蒸気化して、それを

吸い込んでしまうリスクの方が

高いと言われています。

 

何の支障もなくアマルガムを

使用しているという方は

無理に除去する必要はないそうです。

 

もしその詰め物が取れてしまった

際には、歯医者で新たにレジンなどの

詰め物を入れ替えてもらえば

大丈夫です。

 

■ まとめ:水銀が含まれてはいるが無理に取る必要はない

アマルガムは世界的に見ても

非常に信頼される材料で

一部の国ではまだアマルガムが

使われているそうです。

 

確かに高い耐久性と操作性を持つ

材料ですが、環境への配慮が

進む現代社会においてはそれを

使うことは難しくなったのです。

 

今でこそレジンなどの

水銀を使用せずに作られた

インレーがあるので

アマルガムを使わなくても

代替品が十分に揃っています。

 

安全性は確かなので

特に炎症や痛みがない方は

「アマルガムの詰め物が心配・・・。」

と思う必要もないです。

(むしろ無理に取る方が危険です。)

 

アマルガムは危険ではないが

現在では環境への配慮から

使われなくなったと

思っておけば大丈夫です。

 

以上、参考になれば幸いです。

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