手足の指や爪に細菌感染することで

腫れや炎症を引き起こす

ひょう疽(ひょうそ)

 

主に爪の周囲に外傷があったり

指先が常に湿った状態にあると

発生しやすいと言われている

皮膚のトラブルです。

 

今回は、このひょう疽について

解説していきます。

■ ひょう疽とは

ひょう疽とは主に爪の周りから

ブドウ球菌などの細菌が感染すると

発症する皮膚の病気です。

 

爪囲炎(そういえん)とも

ほぼ同じ意味で扱われいてます。

 

感染した部分は赤く腫れ

ズキズキとした痛みがあるのが

特徴です。

 

比較的軽度の場合は軽い痛みや

かゆみ程度で済むことが多く

自然に治ることもあります。

 

しかし、感染元の傷口が大きかったり

炎症が深い場合は強い痛みを伴い

膿ができることもあります。

 

また、腫れが大きくなると

指を曲げるのがつらくなり

日常生活にも支障をきたすことが

あるので油断できません。

 

■ ひょう疽の原因

ひょう疽の原因は爪と皮膚の間の部分に

小さな傷やささくれができていたり

指先が常に湿った状態で

細菌が繁殖しやすい状態にあるのが

主な原因です。

 

そのため、水を扱う仕事をしている方

料理人指しゃぶりの多い赤ちゃん

多く見られると言われています。

 

また、甘皮という爪の根元にある

薄い皮膚の部分がめくれていると

細菌が入りやすくなるので

ひょう疽のリスクが高まります。

爪の甘皮がないのは病気なの?甘皮がなくなる5つの原因とは?

 

特に、ネイルを付けるために

甘皮の手入れをする方は

切りすぎて甘皮がなくなってしまう

ことのないよう十分気をつけたいです。

 

あとは細菌が関係しているので

足の場合は水虫もひょう疽の原因に

繋がることもあります。

■ 主な治療方法

比較的軽度のひょう疽の場合は

患部を清潔にしていれば

自然に治ります。

 

また、市販の軟膏等も活用すると

痛みを抑えられたり、早くに

炎症が治まるケースも多いです。

 

皮膚科で検査を受ければ抗生物質等の

内服薬を処方されるそうです。

 

ただ、膿が溜まっているような

重症化しているひょう疽の場合は

切開排膿をすることもあります。

 

重症化している場合は自然に

治すことは難しく、さらに悪化する

こともあるので、なかなか炎症が

治まらない場合には早めに皮膚科へ

行くことをオススメします。

 

あまりに症状がひどいと

最悪爪を剥がす必要もあるので

やはり早めの治療が重要です。

 

■ ひょう疽の予防法

ひょう疽は細菌が繁殖することで

発生するので、指先をきれいに

保つことが重要です。

 

代表的な予防方法としては

  • 深爪をしない
  • 甘皮を切りすぎない
  • 手先を清潔にする
  • 傷がある場合は患部も清潔にする
  • 靴は自分の足に合った物を履く
  • 長時間、手足を湿らせない

と、これらが挙げられます。

 

どれも日常的にちょっと

気をつければ対策できるので

できるだけ対策をして細菌の

増殖を防ぎましょう。

 

■ まとめ:できれば皮膚科で一度治療を受けるべき

ひょう疽は、日常的に水を扱う

ことの多い方は特に発生しやすく

手荒れやささくれなどの外傷もあると

なおさら発症しやすくなります。

 

軽度なら患部を清潔にしていれば

特に問題ないですが、重症化すると

治療も大変なので、症状が改善される

見込みがないような場合には

早めに皮膚科へ行きましょう。