どちらも筋肉の痛みを伴う

「筋肉痛」と「肉離れ」

 

どちらも外見上では大きな変化が起こる

訳ではないため、ぱっと見では症状を

判別することは難しいです。

しかし、筋肉痛と肉離れでは

筋肉の状態が全く異なります。

 

今回は、筋肉痛と肉離れの違いや

見分け方について解説していきます。

筋肉痛と肉離れの違いとは

筋肉痛の特徴

筋肉痛は、主に普段使わない筋肉痛を

使い過ぎた場合に発生します。

 

痛みが発生するのは運動が終わった

数時間後から翌日にかけてであり、

運動後しばらくしてから痛みが出るのが

特徴です。

 

筋肉痛が時間を置いて発生する理由は

普段使わない筋肉には毛細血管が少なく

損傷した筋線維に血液が集まるのに時間が

かかるためです。

 

一般的に、普段から使い慣れている

筋肉ほど、筋線維が損傷しても修復が

早いために筋肉痛が起こりずらい傾向に

あります。

 

筋肉痛のメカニズムについては未だに

不明な点もありますが、筋肉痛の痛みは

運動によって傷ついた筋線維を修復する時に

発生する痛みというのが最も一般的な説と

なっています。

 

運動が終わった直後は痛くなかったのに

次の日になってから筋肉がじんわりと

痛むという場合は筋肉痛であることが

多いです。

 

肉離れの特徴

肉離れは、過度な運動やその反動等により

筋肉の一部分が断裂してしまうこと

言います。

 

筋肉痛との大きな違いは、肉離れの

発生直後に強い痛みが発生することです。

また、肉離れ発生時には「ブチッ」という

断裂音を伴うこともあります。

 

肉離れは全身のどの筋肉でも発生する

可能性がありますが、発症しやすい

部位としては

  • 太もも
  • 太もも裏(ハムストリング)
  • ふくらはぎ

の3つがあり、肉離れの9割は脚部の

筋肉で発生しています。

特に、陸上競技やサッカー、バレー

野球といった瞬発的な動作が必要になる

スポーツで多く見られます。

 

肉離れは局所的に痛みが発生するため、

筋肉痛のように、筋肉全体が

痛むということは少ないです。

 

また、肉離れの発生直後は強い痛みにより

その場から動けないというケースもあり、

全く身動きができない場合には

救急車を要請することもあります。

参考:肉離れの応急処置方法

 

ちなみに、肉離れは筋肉痛の収縮動作が

急激に行われることで発生するため、

筋肉が疲労している時や筋肉痛の時に

無理に運動を行うと肉離れになってしまう

恐れがあります。

 

簡単に言ってしまえば、筋肉痛の症状が

重症化したのが肉離れと言えます。

 

まとめ:肉離れは瞬発的に筋肉が傷つくことで起こる

このように筋肉痛は傷ついた筋線維を

修復する時に発生するのに対し、

肉離れは筋肉の一部が断裂することで

発生します。

 

筋肉痛は運動直後に痛むことは殆どなく

筋肉全体にじんわりとした痛みを伴うのが

特徴です。

一方、肉離れの場合は発生直後に

強い痛みを伴い、痛みが局所的なのが

特徴です。

 

筋肉痛であれば特別治療が必要になる

ということはありませんが、肉離れの場合

強い痛みにより日常生活にも支障をきたす

恐れがあるので、早めに整形外科

検査・治療を行うことをオススメします。

以上、参考になれば幸いです。