耳をほじくると出てくる「耳垢」

(正式には耳垢(じこう)と呼びます。)

 

一見すると、汚らしい感じがして

掃除した方が良いイメージが強いですが

実際には、やたらに取りすぎるのは

逆に耳に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

耳垢には主に

  • 耳に入ったゴミやを排除する(自浄作用)
  • 耳内の湿度を保つ(保湿機能)
  • 耳内の雑菌の発生を防ぐ(抗菌機能)

といった3つの役割があるので

やみくもに取りすぎてしまうのは

危険です。

 

今回は、耳垢の役割について

詳しく解説していきます。

耳垢はなぜできるのか?

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耳垢は、体内の新陳代謝の

働きによって剥がれ落ちてきた

耳の穴の皮膚であり、外から

入ってきたほこりや耳の中で

分泌される分泌液が混じったものです。

 

耳垢は皮膚の垢と同じ原理であり

古い皮膚を排出することで

耳の中にある、ほこりや老廃物、

細菌といったものも一緒に排出し

耳を保護する役割があります。

 

耳垢には

  • 耳に入ったゴミやを排除する(自浄作用)
  • 耳内の湿度を保つ(保湿機能)
  • 耳内の雑菌の発生を防ぐ(抗菌機能)

の3つの重要な機能があり、耳垢が

なくなってしまうと、かえって

耳の健康・安全を守ることが

できなくなってしまいます。

 

耳垢は掃除しない方が良い?

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耳垢の役割を知ると今度は逆に

耳掃除はしない方が良いのではと

思ってしまいがちですが、

実際はそうではありません。

 

重要な役割を持っている耳垢ですが

耳を全く掃除せずに放置していると

耳垢が詰まってしまい、

耳垢塞栓(じこうそくせん)という

病気を引き起こしてしまいます。

 

耳垢塞栓になると、耳に垢が

詰まるので聴力が低下します。

 

実は、私の叔父も耳垢が溜まりすぎて

耳垢塞栓のような状態になったことが

ありましたが、やはり耳垢のせいで

聴力が低下したことがありました。

 

そのため、定期的には耳掃除を行う

必要はあります。

耳掃除の適切な頻度とは

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耳掃除の頻度として

適切な頻度と言われているのは

1~2週間に1回程度です。

 

耳垢には自浄作用があるので

本来、私たちがわざわざ頻繁に

耳掃除を行わなくても、耳垢は

自動的に外に排出されるので

すぐに詰まることはありません。

 

実際、頻繁に耳掃除して耳内を

刺激するぐらいなら、耳の本来の

機能に任せて、全く掃除しない方が

良いとも言えます。

 

耳掃除をするなら1~2週間に1回を

目安にしましょう。

 

また、あまりに耳掃除をやりすぎて

耳垢がなくなってしまうと、

雑菌に対する抵抗力がなくなるので

耳の中にカビが生えたり、痛みを

伴うこともあるので、やりすぎにも

十分注意です。

 

正しい耳掃除のやり方はこう!

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正しい耳掃除を行うにあたって

重要なことは、

  • 綿棒・耳かきを深く入れないこと
  • ゴリゴリと皮膚をやたらにこすらない

ことの2つです。

 

一見、綿棒・耳かきを耳の奥まで

入れないと耳垢を取れないように

見えますが、実際耳垢ができるのは

耳の外から1cmのところであり

それより奥に耳垢は作られません。

 

そのため、1cm以上奥に入れても

あまり意味がなく、逆に皮膚を

傷つけてしまったり、耳垢を奥に

押し込んでしまう恐れがあります。

 

また、綿棒や耳かきでやたらに

皮膚をこすってしまうと、傷がつき

化膿や腫れが起こり、外耳炎

引き起こす恐れがあります。

外耳炎とは何か?その原因と治療法はこれ!

 

耳掃除は心地よいので、ついつい

皮膚を強くこすってしまいがちですが

無理してまで耳垢を取ろうとするのは

控えましょう。

 

まとめ:耳掃除は1~2週に1回程度が良い!

このように耳垢は、耳の機能を

守るために重要な役割を持っており

むやみに取り除くとかえって、

悪影響をもたらす恐れがあります。

 

耳垢塞栓を防ぐためにも耳掃除は

必要ですが、やたら頻繁に掃除したり

深く綿棒や耳かきを入れないよう

十分注意してください。

 

もし、耳に違和感を感じるのであれば

早めに耳鼻科で検査を受けて、病気や

ケガが悪化するのを防ぎましょう。

以上、参考になれば幸いです。