風邪のような熱が出ているのに

なぜか吐き気や腹痛もある・・・。

そのような状態になったことは

あるでしょうか。

 

もしかしたら、それは風邪ではなく

ノロウイルスによって引き起こされる

胃腸炎かもしれません。

 

今回は、この風邪に似た症状の

胃腸炎について解説していきます。

■ 胃腸炎とは

胃腸炎とは、胃腸の粘膜にウイルスが

感染して、炎症を引き起こす病気です。

 

胃腸炎のタイプにも2種類あり

夏場の食中毒などは細菌性

冬場に多いのはウイルス性です。

 

特に冬場に発生する胃腸炎は

お腹からくる風邪とも言われています。

 

原因となる主なウイルスは

いくつかありますが一般的には

ノロウイルスが最も有名な

ウイルスでしょう。

 

お腹の風邪はウイルス感染によって

発生するのでウイルス性胃腸炎とも

言われています。

 

特に、これらのウイルスは

伝染力が非常に強く、冬場になると

空気が乾燥し菌が活発に働くため

集団感染などの大流行する

ケースも珍しくないです。

 

感染経路は口からで、生かきや

ホタテに付着しているウイルスを

食べることで感染します。

 

ただ実際は、既に感染した人と

接触することで感染する二次感染

非常に多く、強い伝染力も合わさり

一気に拡散されるのが特徴です。

 

■ 主な症状や風邪との違い

胃腸炎は主に、腹痛や下痢、

発熱、嘔吐、関節痛などの様々な

症状が発生します。

 

症状の期間は個人差がありますが

半日~3日程と言われています。

 

症状は、風邪と似ているため

なかなか見分けるのが難しい

病気でもあります。

 

ただ、風邪の場合は主に呼吸器系が

炎症を起こしているのが原因なので

主な症状は鼻水や咳です。

 

一方の胃腸炎の場合、

炎症を引き起こしているのは

腸なので鼻水や咳はでません。

 

また、冬場だったり、家族など近くに

胃腸炎になっている人がいるなら

高確率で風邪ではなく、胃腸炎に

なっていると言えます。

 

咳や鼻水がでるのなら風邪で

咳や鼻水が出ないのに熱や腹痛、

下痢が起こっている場合には

胃腸炎と判断すると良いです。

 

ただし、風邪薬の使い過ぎた結果

副作用として下痢となることも

あるので、薬の使いすぎていないかも

確認するようにしましょう。

■ 胃腸炎の治療法

ウイルス性の胃腸炎の場合は

抗ウイルス薬などの特効薬はないので

腸の粘膜が回復するまでの間

極力、胃に負担をかけないことが

治療法となります。

 

また、ウイルスを少しでも早く

排出するためにも下痢止めは飲まない

体外へ出し切ってしまった方が

結果的に早くに治ることがあります。

 

ただ、嘔吐してしまうと喉の粘膜を

傷つける恐れがあるので

できる限り嘔吐しないように

安静にしていましょう。

 

気持ち悪くて食欲がない場合は

無理に食べないほうが良いです。

 

ある程度症状が落ち着いてから

ヨーグルトやおかゆなどの

胃腸への負担が小さいものを

食べるようにしましょう。

 

また、嘔吐や下痢を繰り返すと

水分も失われていき脱水症状を

引き起こすこともあるので

水分はこまめに取りましょう。

 

■ 胃腸炎の予防法

とにかくウイルスの伝染力が

非常に強いので、手洗いうがいは

もちろんのこと、生ものを避けて

加熱調理する場合もしっかりと中まで

加熱する必要があります。

 

また、二次感染を防ぐためにも

既に感染した人が出してしまった

嘔吐物の始末にはマスクを着用して

アルコール消毒などの感染予防を

徹底することが重要です。

 

汚物が残っているとそれが乾燥して

空気中に舞い上がり一気に拡散する

恐れもあるので十分に注意しましょう。

 

■ まとめ

このように一見、風邪と思える

症状が出ますが、胃腸炎の場合は

胃腸がウイルス感染を引き起こして

発生します。

 

熱はあるけれど咳や鼻水がでない

または下痢や腹痛が強いという場合には

胃腸炎を疑いましょう。

 

特効薬がないので治まるまでは

とにかく辛いですが

無理に押さえ込まない方が

治りも早くなります。

 

風邪よりも伝染力が強いので

もし家族などの身近な方が

感染した場合には二次感染を

招かないよう十分注意しましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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