一般的に6歳前後から永久歯へ

生え変わりが始まると

言われている乳歯。

 

この永久歯への生え変わりは

その後の歯並びや噛み合わせなどに

大きく関係してくる重要な

転換期となります。

 

今回は、この乳歯から永久歯へと

生え変わる際に気をつけたい

ことについて解説していきます。

■ 生え変わりの際に気をつけたいこと

(1) 永久歯がどのように生えてきたか

永久歯は基本的に既にある

乳歯の歯根を少しずつ溶かしていき

下から押し上げる様な感じで

出てきます。

 

しかし、場合によっては乳歯が

抜ける前に永久歯がずれて

生えてくることもあります。

 

特に、奥歯の場合は乳歯の根は

2つあるので永久歯が斜めにずれて

生えてくると片方の根っこしか

溶かすことができずに乳歯が

なかなか抜けない場合もあります。

 

ただ、ある程度乳歯が

グラグラしている様ならいずれ

乳歯は抜けることが多いです。

 

どうしても抜けないときは

歯医者で抜歯してもらいましょう。

生えてきた永久歯が少しずれていても

乳歯が抜ければ正しい位置に戻ります。

 

特に、全く乳歯が揺れていないのに

永久歯が生えてきた場合は

そのまま放置していると

永久歯がずれてしまうので

早めに抜歯してもらいましょう。

 

また、乳歯が完全に抜けた状態で

生えてきた永久歯が斜めに傾いていたり

ずれている場合は矯正で元の位置に

戻すのが理想的です。

 

この生え変わりの時期の矯正は

抜歯の必要なしに綺麗な歯並びに

できる可能性が高いので心配な方は

早めに歯科医院、矯正の専門医に

相談すると良いでしょう。

(2) 生えたての永久歯は虫歯になりやすい

生えたばかりの永久歯は

歯の表面が粗く、傷がつきやすい

状態にあると言われています。

 

また、生えかけの歯などがあるために

歯並びがデコボコでしっかり

歯磨きしないと隅々まで歯垢が

取れないことも多々あります。

 

そのため、永久歯が生え変わる

時期は虫歯になりやすい時期とも

言えるのでフッ素入りの歯磨き粉等を

活用しつつ正しい歯磨きを

徹底しましょう。

【虫歯予防に役立つ】フッ素と何か?歯に与える良い効果とは?

 

また、生え変わりの時期は

抜けそうな乳歯の歯茎が歯肉炎

なったりすることがあるので

日頃から口の中を

よく観察しておきましょう。

 

(3) 乳歯の虫歯には要注意

永久歯は乳歯の下から徐々に

成長してくるので、上層の乳歯が

虫歯になってしまうと永久歯の

生え変わりに支障がでることがあります。

 

特に、虫歯によって歯根嚢胞のような

膿が歯茎の中に出できてしまうと

その下にある永久歯の成長に

悪影響が出る恐れがあります。

【細菌が感染!?】歯根嚢胞とは一体何?その症状や治療法とは

 

グラグラし始めた乳歯でも

虫歯にならないように

十分気をつけましょう。

 

(4) 永久歯が生えてこない時

乳歯は無事に抜けたけれども

なかなか永久歯が生えてこない

ケースもあります。

 

人によって歯が生え変わるのには

差がありますが、一般的に乳歯が抜けて

2~3ヶ月以上経っても永久歯が生えてくる

様子がない場合は元々歯茎の中に

永久歯がないことも考えられます。

 

又は、歯茎の中で埋まっており

自然に出てくる力がない

可能性もあります。

 

あまりに永久歯が生えてくるのが

遅いと感じたら歯科医院で

レントゲンを撮ってもらい

異常がないか検査をしましょう。

【永久歯が生えてこない!?】その原因と対処法とは?

 

■ まとめ

乳歯が生え変わる時期は実に様々な

トラブルが誘発しやすい時なので

親御さんはこの時期は特に

子供の口の中の状態を確認する

ことをオススメします。

 

今後の歯並びや噛み合わせにも

大きく関わってくるので

何か気になる点があるようなら

早めに歯科医院で検査を受けましょう。

以上、参考になれば幸いです。