現在、インフルエンザの治療薬としては主に

  • タミフル
  • リレンザ
  • イナビル
  • ラピアクタ点滴薬

の4つの治療薬があります。

 

インフルエンザ治療薬としては

ぱっと見どれも同じように見えますが、

これらは服用方法や効果、対象年齢が

異なります。

 

今回は、そんなタミフルやリレンザ、

イナビルといったインフルエンザ治療薬の

違いについて解説していきます。

インフルエンザ治療薬とその違い

タミフル

タミフルはA型・B型インフルエンザに

有効な治療薬であり、通常の薬のように

カプセルタイプの錠剤です。

 

かつて、タミフルを服用した未成年患者が

異常行動を起こす問題がありましたが、

現在では使用上の注意が厳しくなり、

タミフルの使用には年齢制限があります。

基本的には、20歳以上の患者さんに

処方されるケースが多いです。

 

また、1歳から9歳までの子供にも

使用できますが、その際は予め異常行動の

恐れがあることを家族に説明する必要が

あります。

10代以上、未成年の患者さんには

原則として使用することはありません。

 

使用回数は1日2回、5日間服用する

必要があります。

 

リレンザ

リレンザは、A型・B型インフルエンザに

効果のある治療薬で、パウダー状の薬を

専用の吸引器から吸引します。

使用年齢は5歳以上で、薬を上手に

吸引できる患者に処方される薬です。

 

使用回数は1日2回で5日間の服用と

なります。

また、病院で処方される際に医師から

指導を受けた後、最初の1回は

病院で吸引を行うケースが殆どです。

 

イナビル

イナビルは、リレンザと同様に

パウダー状の薬を吸引するタイプの

治療薬です。

 

リレンザとの違いは、最初の1回の

吸引で服用が終わるという点です。

10歳以上は2容器2つを、10歳未満は

1容器を吸入することで服用が

完了します。

 

1回の服用で5日間の効果があるため、

他の治療薬のように飲み忘れの心配は

ありません。

また、病院を受診した際にその場で

吸引するケースが殆どです。

 

ラピアクタ点滴薬

ラピアクタ点滴薬は静脈から点滴

投与する治療薬です。

主に、自力でカプセルを飲めない、

あるいは吸引器による吸引ができない

患者さんに投与されます。

 

基本的に1回の点滴で完了しますが、

症状が重い場合には1日1回

投与することもあります。

 

まとめ:どれも正しく使い切ることが重要

単にインフルエンザ治療薬といっても

いくつかの種類があり、患者の年齢や

症状によって処方される薬が違います。

 

ただし、インフルエンザ治療薬は

どの治療薬であっても、用法用量の通りに

正しく使い切ることが一番重要なことです。

 

特に、タミフルやリレンザは5日間

続けて服用する必要があるため、

熱が下がったからといって途中で服用を

やめることのないよう十分注意したいです。

 

インフルエンザ治療薬を利用する際は、

医師の指導の下、正しく使いましょう。