インフルエンザ治療薬として処方される

薬の1つである「タミフル」

 

タミフルと言えば、かつて薬の副作用と

思われる異常行動による事故が

大きな問題となったこともあり、

何かと使用に不安のある薬だと思います。

 

今回は、そんなタミフルの副作用や

実際に使用する際の注意点について

解説していきます。

異常行動とタミフルの関係性

まず、タミフルが引き起こす一般的な副作用としては

  • 腹痛
  • 下痢
  • 吐き気
  • めまい
  • 眠気

といった症状がありますが、実際には異常行動や幻覚にあたる重い副作用は滅多に発生しません。

かつて、タミフルの服用に思われていた異常行動の原因も、実際はインフルエンザの症状そもそもが原因であるという結論が出されています。

つまりは、タミフルの服用の有無に関わらず、インフルエンザの症状の1つとして異常行動を起こしているのです。

重大事故の影響でタミフルは危険な薬というイメージが強いですが、実際のところ、タミフルが異常行動を引き起こす根拠はありません。

 

ただし、使用には注意点もある

タミフルと異常行動は無関係であるという

結論が出されたものの、安全性や事故による

イメージ悪化受けて、2007年以降は

年齢制限が設けられています。

 

その年齢制限は、

  • 1歳~9歳までの子供には使用可能
  • 10代以上、未成年には原則使用不可
  • 20歳以上は使用可能

となっています。

9歳未満の子供の場合、吸引タイプの

インフルエンザ治療薬であるリレンザや

イナビルが扱えない可能もあるため、

その場合はタミフルを使用するケースが

あります。

 

ただし、万が一9歳未満の子供に使用する

場合には、医師が事前に異常行動の恐れが

あることを家族に説明する決まりに

なっています。

 

10代以上、未成年が原則使用できない

理由としては、多発した異常行動による

事故を受けてのことです。

 

原則使用不可なので、必ずしも使えない

という訳ではありませんが、10代以上の

患者さんの場合にはタミフルではなく

リレンザまたはイナビルが処方されます。

 

また、年齢にかかわらず治療開始後

2日間はなるべく患者を1人にしないよう

配慮することが、タミフル服用時の

注意事項とされています。

 

まとめ

このようにタミフルによる異常行動は、

インフルエンザの症状そもそもによって

引き起こされます。

 

現在は、タミフル使用には年齢制限があり

リレンザやイナビルなど代替となる

治療薬もあるので、過度に心配する必要は

ありません。

 

どのインフルエンザ治療薬でも症状が出て

2日間ほどは異常行動が起こるリスクが

あるので、治療開始後はできる限り患者を

一人にしないよう注意しましょう。