歯が黄ばんでしまうということは

皆さん良く耳にすることだと

思います。

 

この歯の変色にも様々な原因があり

その中にはテトラサイクリンという

聞きなれない原因もあるそうです。

 

今回は、このテトラサイクリンの

原因や治療法について解説していきます。

■ テトラサイクリン歯の原因

これはテトラサイクリン系という

抗生物質の総称です。

 

どのような抗生物質かと言うと

風邪や呼吸器の病気、ニキビなどの

細菌の感染症に効果を発揮する

抗生物質です。

 

かつてはこれらの抗生物質を

服用しても副作用は出ないと

言われていました。

 

しかし、このテトラサイクリンには

色素沈着の副作用があり

歯の形成期にある0~12歳の

お子さんが服用してしまうと

象牙質が変色し変色歯となってしまう

ことがあります。

 

変色の程度はそれぞれ違いますが

中でも、妊婦さんや8歳以下の子供に

使用すると歯が変色する恐れが

高いと言われています。

 

tetrasaik

歯の色は暗褐色と虫歯の

真っ黒っぽい色とは違って

薄暗い色をしています。

(人によっては黒っぽくなる

事例もあるそうです。)

 

ステインなどの色素沈着と違い

表面的なものでなく内部から

変色するのが特徴といえます。

 

現在でもテトラサイクリンを

使った薬は呼吸器疾患、皮膚疾患

ニキビの治療薬に使用されているので

小さいお子さんがこれらの薬を

使うのは避けたいですね。

 

心配な方は予め医師に

テトラサイクリンが

含まれていないか

聞いてみると良いでしょう。

■ テトラサイクリン歯の治療法

基本的に下記の3つの治療法が

ありますが、どれも美容目的と

なるため保険適応外となります。

 

  • ホワイトニングで白くする

テトラサイクリン歯の治療として

最も一般的な治療法です。

 

根本付近の変色や濃いグレーの着色を

完全に取り除くことは難しいですが

軽度のテトラサイクリンなら

白くすることができます。

 

病院へ通って行うホワイトニング

(オフィスホワイトニング)と

自宅で行うホームホワイトニングの

2つの方法があります。

 

ただ、脱色することで歯を

白くするホワイトニングの場合は

テトラサイクリン歯には

あまり意味がありません。

 

そのため、自宅で使う市販の

ホワイトニング歯磨き粉を使っても

白くならない可能性が高いです。

 

テトラサイクリン歯を治すなら

歯医者のホワイトニング治療を

受けることをオススメします。

 

  • ラミネートベニア治療

これは歯の表面を削って

その上にセラミック製の白い

被せものを付けることにより

歯を白くする治療です。

 

言わば、歯の付け爪の様なです。

 

歯を削る量が少なく、高い効果を

期待できるのが特徴ですが

ホワイトニングよりも費用がかかり

歯の形によってはある程度

限界があるのがデメリットです。

 

  • セラミッククラウン治療

こちらは歯を大きく削って

その上にセラミックの歯冠

(クラウン)を付けて歯を綺麗に

治す治療法です。

 

歯の形状に関係なく歯の大きさや形

歯並びも変えることが可能です。

 

歯の形に左右されず殆どの歯にも

使うことができる治療法ですが

料金も総じて高く、そして歯を

大きく削らなくてはいけないのが

デメリットと言えます。

 

これら3つの治療法どれも

長所と短所があるので医師とも

良く相談した上で決めましょう。

 

■ まとめ

テトラサイクリンは一昔前までは

特に規制もなく使われていた

抗生物質なので患者も多いそうです。

 

正直なところ薬害ともいえる

レベルなのでどうして保険適応外と

なってしまうのが疑問です。

 

ただ、なってしまった歯は

仕方がないので自分の歯に合う

適切な治療法を選択して

元の白い歯を取り戻しましょう。

以上、参考になれば幸いです。