【細胞が壊死してしまう】凍傷とは一体何か?その原因とは?

よく登山家など寒冷地に行く人や

寒い季節に起こりやすい凍傷。

皮膚のトラブルの中でも

壊死や切断などの深刻な事例も多く

非常に恐ろしい疾患です。

今回は、この凍傷とは

どんな病気なのか解説していきます。

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■ 凍傷とは?

凍傷とはその名の通りに

皮膚や筋肉などの体の様々な組織が

凍結してしまう病気のことを指します。

長時間寒さにさらされると

血管が縮小するため、酸素不足になり

やがて細胞の活動が停止します。

凍傷になりやすい部分は

手足の指先、顔面、耳たぶなど

どれも外気と触れやすく温度変化の

影響を受けやすい部分です。

凍傷にはやけどと似たような

症状の重さによって1~4の

4段階に分けられています。

  • Ⅰ度の場合

局所的に表皮のみが傷つくため

赤くなり、痺れたりします。

冷たくしびれた感覚になるとも

言われています。

温めるとかゆみや非常に熱さを

感じることがあるのも特徴です。

よく冬場に足が冷えた状態で

風呂の湯船に入ると物凄く熱く

感じるという状態に似ていますね。

  • Ⅱ度の場合

皮膚の表皮の下にある真皮も

寒さで損傷した状態です。

皮膚が白くなって痛み

大きな水膨れができます。

徐々に痛みを感じなくなるのも

大きな特徴です。

また、しもやけや凍瘡なども

この凍傷の症状の1つとして

現れてきます。

ただ、この段階までなら

適切に治療をすることで十分完治が

見込めると言われています。

基本的に、Ⅱ度以上から病院で

治療を受けることが望ましい

言われています。

  • Ⅲ度の場合

Ⅲ度は真皮の下の皮下組織までもが

寒さによって損傷した状態です。

こうなってしまうと

皮膚が完全に壊死してしまい

黒い色をした腐った状態と

なってしまいます。

ここまで進行すると

凍傷になった部分は再生できず

切断せざるを得ない状態と

なってしまいます。

  • Ⅳ度の場合

上記のⅢ度よりもさらに冷えが

伝わると、筋肉や骨の組織までもが

腐ってしまい治療を急がないと

死の危険が非常に高まります。

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■ 凍傷の原因

凍傷はマイナス4℃以下

なると発生すると言われています。

ただ、気温はあくまでも目安であって

下記の条件下によっても

凍傷になる危険性は変わってきます。

気温以外には

  • 風の強さ
  • 湿度
  • 冷気に晒された時間
  • 服装
  • その時の体調
  • 高齢者

なども関わってきます。

例え、気温が氷点下を下回って

いない場合であっても風が強く

服装も軽装で冷気に晒されている

状態であれば凍傷になる危険性は

十分にあります。

■ 凍傷の治療方法

凍傷の程度によっても応急処置が

変わってきますが、Ⅰ度の軽度の

場合はぬるま湯に患部をつけたり

衣服で温めるのが良いです。

また、患部は極力こすらないようにして

刺激を与えないようにしましょう。

そして、Ⅱ度以上の凍傷は

早急に病院へ行くことが

望ましいとされています。

Ⅱ度であっても処置を間違えると

治りが遅かったり、傷の跡が

残ってしまう場合もあります。

Ⅲ度以上の場合はすぐに病院へ

行かないと命に関わります。

皮膚は一旦壊死してしまうと

その部分は微生物などの細菌が

繁殖してしまうため衛生面で

非常に悪くなります。

そのため、腐った部分を早急に

切断して切り離さないと

全身に微生物が巡ってしまう

敗血症という重大な病気を

引き起こしてしまいます。

【最悪死亡することも】敗血症とは何か?その原因や治療法とは?

■ まとめ:凍傷は予防が非常に重要

このように凍傷は重度によっては

患部の切断など、完全に元に

戻すことができない危険性がある

非常に恐ろしい病気です。

細胞が壊死してしまう以上

治療には限界があるので

治療よりも予防の重要性が

極めて高い病気とも言えるでしょう。

登山する際や気温が低い場合は

しっかりと防寒対策をして

手足の指先が凍傷にならないように

気をつけましょう。

以上、参考になれば幸いです。

【凍傷の前段階】しもやけとは何か?その治し方や予防法は?

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