体の健康状態が最も反映されやすい

部位と言われている「爪」

そんな爪も場合によっては黒く

変色することもあります。

 

爪の色やその変色の形によっては

裏に潜んでる病気が分かることも

あるので、爪の状態を定期的に

確認していれば病気の早期発見に

役立つかもしれません。

 

今回は、爪に黒い線ができる原因や

その対処法について解説していきます。

■ 爪に黒い線が出る原因とは

基本的に、黒い線はまっすぐとした

縦線の場合が多く、これには様々な

原因が考えられます。

 

■ 色素沈着によるもの

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主に、10代後半の方にできる黒い線の

大半は、色素沈着による変色が原因で

あることが多いです。

 

爪の部分にメラニン色素

増加することで発生します。

基本的に、ほくろと同じような

ものなので、特に身体への害はなく、

放置しても問題ないことが殆どです。

 

しかし、黒線の変化具合によっては

色素沈着ではなく、他に原因がある

可能性もありえるので、その色や形の

状態をよく観察しましょう。

特に、黒線の範囲が広がってきたり、

色が濃くなっている場合には注意が

必要です。

 

また、色素による変色は、

茶色っぽい線であることも多いです。

茶色の線は爪甲色素線条という

生活習慣やストレスから来る変色も

あるので注意しましょう。

参考:【生活習慣の乱れが原因かも】爪の茶色の縦線は何を示す?

 

■ 皮膚がんが原因

別名で「メラノーマ」とも言います。

足の裏に発生しやすいがんですが

爪にも発生することがあります。

 

主に、中年の方に発生しやすく

初期症状は見た目も通常の

色素沈着と非常に似ているため、

素人が見分けるのは困難です。

 

しかし、皮膚がんの場合は

次第に黒い線が帯状に拡大していき

やがて爪全体が灰色や黒っぽく

変色してしまうのが特徴です。

 

また、境界線がぼやけていたり

黒い色素が染み出ているように

見えるのも特徴です。

 

日に日に、黒い線が拡大していたり

濃くなっているという場合には

すぐに皮膚科で検査を受けましょう。

早期に発見できれば、がんの転移を

防ぐことができるため、色素沈着の線とは

ちょっと違うなと思ったら、早めに病院へ

行くことをオススメします。

■ 加齢によるシワ

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実は老化することで爪にも

シワができることがあります。

 

老化が原因の場合は黒い線だけでなく

白い線もできることがあります。

 

シワの場合は40代前半ごろから

多くの人に見られる傾向にあるので

特に病気ではありません。

 

ただ、しわだと勘違いして皮膚がんを

見落としてしまう可能性もあるので

黒っぽい線がある場合には定期的に

その線の状態を確認しましょう。

 

■ 外的刺激によるもの

爪に何らかの大きな衝撃や

強い負荷がかかると爪の内部が

出血することもあります。

爪甲化出血」とも言います。

 

外的刺激の場合は刺激を受けたあと

突然出現し、爪が伸びるにしたがい

次第に先端に押し上げられ

自然に消えていくのが特徴です。

形も血豆のような黒い斑点ができます。

 

特に、足への負担が大きい運動や

ギターなど爪に負荷がかかりやすい

運動を頻繁に行う方に多く見られる

傾向にあります。

 

ただ、もしも出血の量が多かったり

強い痛みを伴う、爪が剥がれるといった

重症の場合には、早めに皮膚科を

受診しましょう。

 

■ アジソン病になっている

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アジソン病というのは副腎が作り出す

ホルモン異常のことです。

 

ホルモンが作られているのは

主に副腎であり、この副腎の働きが

低下すると爪に黒い線が入ることが

あります。

 

また、この病気の場合は爪以外にも

他の皮膚にも色素沈着が発生する

だけではなく、食欲不振や低血圧、

低血糖などの全身的な症状が出る

場合もあります。

 

副腎に何らかの異常があって発生する

病気なので、爪以外にも全身的に不調が

あるようなら、早めに内科で検査を

受けた方が良いです。

 

■ まとめ:異常な線が現れたら皮膚科へ

このように爪に黒い線ができるのは、

色素沈着や加齢といった自然に発生する

ケースか、身体に何らかの異常が生じて

線ができるケースのどちらかです。

 

ただ、線ができてしまう原因は数多く

個人差もあるため、素人が原因を

特定するのは困難と言えます。

 

何も異常がなければ良いですが、

最悪皮膚がんという可能性もないとは

言い切れないので、もしも、

  • 外傷など身に覚えがないのに鮮明な黒い線ができた
  • 黒い線が日に日に大きくなっている

といった症状がみられた場合には

早急に皮膚科で検査を受けることを

オススメします。

以上、参考になれば幸いです。